イフクベ繁忘記

俺は臆病に短い牙を常日頃から研いで、回ってくるかも定かでない出番に備える。

鉛筆の芯みたくキリッキリに尖らせたこの若気は、既に至っているにも関わらず、未だ傷だらけ特攻を演じてる。

恥ずかしぃ…みたいのがなくなった頃から、なんか気持ちよくなってきた。fo

 

盲目になったのは18。周りの事はどうでもいいからと一度視力を捨てた。真っ暗闇に真っ向から、腹抱えて笑えるのは俺くらいだと思った。

最近は、それから少し変わったんだ。

キリキリに尖らせた若気 その権化とよぶに相応しい愛作達が、友だちや家族やどこかの誰かの、どこかへ向かう際の足取りを少しでも力強くさせる事があると知ってからか、真っ暗闇が少し怖くなったんだ。

思い切って周りを見たら、思いのほか賑やかで、沢山の人がいて、なんかアホらしくなった。

真っ暗闇で吠えて、所詮獣になれないし。牙は短い。届かすには範囲がある。

若気は至ってる。24歳。

なんか嘘みたいだけど、まだまだいける。

 

いっそ空が落ちてきてくれたら楽だ。

星の中、本当に何も見えなくなったら楽だ。

宇宙の全てを俺は知りたいんだ。

だってその後はきっと何も考えなくていいから。

 

けど、今、考えることから逃げた人になりたいかって言われたら…、どうだろうか。

 

俺の感性っていう狭いスケールの中でもがいてもがいて、詩を書き続けたいな。こういうブログもたまには書きたい。

 

つい最近、やっと8月が終わった感覚がある。

急に寒くなったなー。明後日にでも冬が来そう。マジ 約束と違うぜ。何はともあれ 歌を作るぞ。勉強もめちゃくちゃしよう。

出番は、必ず。